Liquidity Master

今後の規制変更にも耐えうる柔軟性

本システム開発中や運用開始後においても規制上の資産、負債の分類方法の定義や各分類項目の掛け目の変更が想定されます。こうした規制の変更にシステムとしていかに柔軟に対応可能かが重要となります。当社パッケージでは分類方法や定義、掛け目設定を可能な限りパラメータ化し、規制変更への追加開発コストを抑え、迅速な対応可能な構成となっています。

キャッシュフローの内部生成によるデータ準備の負荷軽減

LCR、NSFR算出に必要なキャッシュフローをパッケージシステム内部で生成します(預金・貸出金データが対象)。これにより上流システム側でのデータ準備負荷を軽減します。

規制への適合性(監査法人の参画)

パッケージ開発の要件定義工程において本領域に実績のある専門家・コンサルタントが参画しています。規制対応の専門家による仕様確認を行い、より正確に規制に則した指標の計算を可能にしています。

導入メリット

柔軟なシミュレーション

シミュレーション用の環境を、通常環境とは切り分けて提供。ストレステストの実施のために通常環境での計算結果に影響を与えることなく、インプットデータ、掛目等のマスター設定を変更して柔軟なシミュレーション計算を行うことが可能です。

機能

規制への正確かつ柔軟な対応と、レポーティングの効率化を実現

単体・連結でのLCR、NSFRなど各種指標値の計算・検証・レポーティングについて、さまざまな規制上の論点を踏まえた機能を実装しています。持株会社制を採る銀行のLCR計測にも対応し、持株会社傘下の各銀行のLCR算出を持株会社計測と同時に実施します。また、金融庁所定のLCR報告帳票に加え、モニタリング帳票についても支援ツールを提供し対応しています。

注)「Basel Master」「Banking Analyze Master」「Global Rating Master」「Liquidity Master」は株式会社NTTデータの登録商標です。

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