日銀ネット(BOJ-NET)
信頼と実績のあるソリューション/サービスを提供
NTTデータ ルウィーブは、1996年ファーストユーザー稼動以降、大手金融機関をはじめ、信託、証券、外銀など数多くの金融機関に対して日銀ネットへの接続/運用等のシステム構築ソリューション/サービスを提供しており、日本の決済市場の効率化と安全性向上へ寄与してきました。
日銀ネットソリューション
- 日銀ネット接続機能・・・ B-FEP(ビーフェップ)(注1)
- 流動性管理機能・・・ RTGS(注2)
- バックシステム接続機能・・・ B-FEP STP
- 日銀ネットフォーマット(XML)対応機能(一部の電文はISO20022へ準拠)・・・ FMB電文変換

(注1)B-FEP(BOJ Front End Processor)とは、当社が開発した通信ゲートウェイシステムで、日銀と接続先間で通信を行う際にネットワークに直接接続する通信系システムです。
(注2)RTGS(Real Time Gross Settlement)とは、日銀ネットにおける決済方法の一つで、日本銀行が金融機関からの振替指図を1件ずつ即時に決済する即時グロス決済のことです。
当社ソリューションのポイント
1. 日銀ネット接続に特化した独立性の高いB-FEPの提供
B-FEPは、日銀ネットCPU接続仕様に準拠したパッケージとして、多くのお客様に利用されています。お客様個々のシステム構成、利用業務の違い等を踏まえ、CPU接続による電文送受信や日銀ネットセンター障害時の障害復旧機能など、共通して利用できる機能を集約したパッケージです。日銀ネットにおいても、新規要件を網羅した日銀ネット接続パッケージを引き続き提供します。
2. 他社製品との組み合わせによる流動性管理機能の構築
お客様の要望に応じて、B-FEP、B-FEP STP(バックシステム接続)の組み合わせの中に、他社製流動性管理パッケージを取り込んだシステムの構築が可能です。
3. バックシステムとの接続に特化した生産性の高いB-FEP STPの提供
B-FEP STP(バックシステム接続)は、B-FEPとお客様固有のバックシステムとの間を取り持つパッケージです。日銀決済電文の送受信連動をはじめとした日銀ネットCPU電文(日銀ネット文字コード/固定長)とバックシステム固有電文との相互変換、フォーマット変換等のインターフェース機能を一手に担うパッケージであり、上述のB-FEPが独立性の高いパッケージであるのに対して、B-FEP STPはお客様のニーズに合わせてカスタマイズすることが容易なパッケージとなっています。
4. 電文のXML化に対する既存システムへの影響を最小化する変換機能の構築
日銀ネット(一部の電文)、証券保管振替機構(ほふり)、SWIFT(MX)等、マーケットインフラが利用する決済電文のISO20022化(XML化/国際化/標準化)に対応し、FMB電文変換ソリューションによりバックシステム側への影響を最少化します。