第41回の美術展は、2022年12月1日から4日までの4日間、東京芸術劇場で開催されました。
本年は、合計405点(絵画・書・コンピュータアート)の作品が全国から寄せられ、その中から、美術展の審査会で選ばれた88点(特賞24点・優秀賞32点・佳作賞32点)が展示されました。
また、「肢体不自由児・者のデジタル写真展」も同時開催され、応募作品408点の中から選ばれた特賞・金賞・銀賞の作品計34点が展示されました。
本年の表彰式は、昨年に続き新型コロナウィルス感染症感染拡大防止のため、会場と受賞者をオンラインで繋ぐハイブリッド形式で行われました。
表彰式については、日本肢体不自由児協会 のページをご覧ください。
2022年の「NTTデータ ルウィーブ国際賞」は、絵画部門およびコンピュータアート部門より選出しました。

写真提供:日本肢体不自由児協会

「NTTデータ ルウィーブ国際賞」受賞作品

絵画部門

受賞作品

「LIFE」
大林 陽さん
広島県立呉特別支援学校高等部2年


自分の好きな色を選び、ローラーで縦や横に線を引きました。また、手で自由に手形をつけ画用紙いっぱいに表現しました。

コンピュータアート部門

受賞作品

「歩きたい。走りたい。」
太田 真結さん
愛知県立岡崎特別支援学校高等部1年


私は首から下が付随で上手に動かせません。手首から先は自由に動かせるので、ipadとマウスで描きました。
歩けるようになった自分を夢見て、自由に動けるようになった体で思い切り楽しく遊ぶ姿を描きました。