第40回 肢体不自由児・者の美術展
第40回の美術展は、2021年12月15日~19日までの5日間、東京芸術劇場で開催されました。
本年は、合計486点(絵画・書・コンピュータアート)の作品が全国から寄せられ、その中から、美術展の審査会で選ばれた88点(特賞24点・優秀賞31点・佳作賞33点)が展示されました。
また、「肢体不自由児・者のデジタル写真展」も同時開催され、応募作品959点の中から選ばれた特賞・金賞・銀賞の作品計34点が展示されました
本年の表彰式は、新型コロナウィルス感染症の感染予防のため、表彰式会場の東京芸術劇場と受賞者をオンラインでつなぐ新しい形での表彰式となりました。
表彰式については、日本肢体不自由児協会 のページをご覧ください。
2021年の「NTTデータ ルウィーブ国際賞」は、絵画部門およびコンピュータアート部門より選出しました。






写真提供:日本肢体不自由児協会
「NTTデータ ルウィーブ国際賞」受賞作品
絵画部門

「私が住む市のシンボル」
篠原 万凜さん
山梨県立青洲高等学校1年
側弯症の体幹装具を付けての作業だったので、約一ヶ月かけて丁寧に描きました。
コンピュータアート部門

「真夏の夜」
廣田 琉花さん
福岡県立福岡特別支援学校中学部1年
視線入力でアドビフレスコの水彩を使って描きました。線香花火の火花を周りに描いたり、線香花火がぼんやりと光っている所を水彩で描き、色を混ぜ合わせたりして工夫しました。私が気に入っている所は夜空です。