B-FEP STP(バックシステム接続)

システム間接続の構築ノウハウを基に開発した、 フレキシブルなインターフェース構築を可能とするパッケージ

B-FEP STP(バックシステム接続)は、流動性管理システムの接続拡張性を担うソフトウェアです。B-FEPとバックシステムをMQインターフェースにより接続し、システム間の電文フォーマット変換、電文送信先の制御を行います。また、バックシステムが固有に持つプロトコルのギャップの吸収やカスタマイズ処理の追加等、柔軟な対応が可能です。

※ カスタマイズをApache Camel(注1)上で行わず別のプロセスで行う場合、流動性管理システムとB-FEP間のシステム接続は不要です。

特長とメリット

フレキシブルなインターフェース構築


FMB電文変換を内包しているので、接続するシステム間での電文フォーマットの差異を吸収します。経路判定では、電文フォーマットの内容を基に送信先を決定するので、複数のシステム接続にも柔軟に対応します。

カスタマイズの容易性


アーキテクチャにApache Camel(注1)を採用しているため、提供するコンポーネントを自由に組み合せて利用することができます。例えば、電文変換が不要であれば、ルート定義(処理の順番を記述した設定ファイル)から電文変換処理の記載を削除することで素早く対応できます。

高い拡張性


必要な処理(例えば通番管理等)を追加する場合は、Apache Camelのコンポーネントを作成して、ルート定義に組み込むだけで追加することができます。

(注1)Apache Camelとは、Apache Software Foundation(ASF)が開発しているオープンソースのルーティングエンジンです。