トランザクション・モニタリングシステム
Oculus®-monitor(オキュラスモニター)

AML対応にかかる業務負荷を軽減、将来的なAML強化にも対応

Oculus®-monitor(オキュラスモニター)は、口座への入出金や顧客ごとの取引を継続的に監視し、疑わしい取引を検知する機能を包括的に備えたトランザクション・モニタリングシステムです。過去の取引履歴や取引パターンなどの傾向から、通常と異なる「疑わしい取引」を日々の業務データから検知します。シンプルなシナリオから高度な犯罪手口のプロファイリングまで、専門サービスを含めて提供します。

顧客単位での不正検知が可能

不正取引の履歴を一覧表示し、調査を効率化します。円預金と外貨預金に跨る手口や、異なる科目に跨る手口(普通、当座、貯蓄、定期等)を検知することが可能です。

顧客プロファイリングによる逸脱取引の検知

取引種類、地域、チャネル、時間帯の統計情報をシステムで保持しています。通常の取引から逸脱した場合にアラートを上げるルール作りや、ヒットしたルールの判定を行う上での判断基準として利用することができます。

事業者プログラムとの連携による報告事務負担軽減

JAFIC提供の事業者プログラムで取込みが可能となるデータファイルを出力し事業者プログラムの入力規則に沿った形式で、疑わしい取引の届出に必須な情報を自動補完します。

主な機能

分類 機能 概要
1 ルール管理機能 1 ルール作成 GUIで検知ルールの作成が可能。(表形式、プログラミング形式に対応)
2 シミュレーション 作成した検知ルールを本番データを用いてシミュレーション実行することが可能。
3 分析レポート 検知件数の推移や、疑わしい取引の傾向、取引動向等の分析レポートを提供。
2 モニタリング機能 1 ルール実行 作成した検知ルールを自動実行し、該当する取引がある場合にはアラートを発行。
2 プロファイリング 顧客単位で、取引の統計情報を作成し、検知ルールの条件に使用することが可能。
3 アラート管理機能 1 ワークフロー 発生したアラートに対し、疑わしい取引の報告のプロセスをワークフローとして管理。
2 疑わしい取引の報告 JAFIC指定の疑わしい取引の報告フォーマットを出力する。
4 データ連携機能 1 データ取込み Oculus-filterのリスト照合結果、Oculus-CDDの顧客リスク格付け結果を取込可能。
2 データ還元 Oculus-CDDに対して、顧客取引プロファイル情報、SAR届出回数を還元可能。

製品紹介リーフレット

マネー・ローンダリング対策システム「Oculus®シリーズ」