住所構造化サービス「Addresstune®」powered by SRIZ®、
Swift公式サイトの住所構造化ソリューション登録プロバイダーとして日本企業初の掲載

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2026年9月11日

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)とNTTデータ ルウィーブ株式会社(以下:当社)が提供する住所構造化サービス「Addresstune®(アドレスチューン)」(当社の生成AIを活用した構造化エンジン「SRIZ®(スライズ)」を搭載したサービス。以下:本サービス)は、このたび、Swift(注1)が2026年に開始した「Postal Address Registered Provider Self-Attestation 2026」の登録プロセスを完了し、Swift公式サイトにおいて、住所構造化ソリューションの登録プロバイダーとして掲載されました。日本企業は初めての掲載になります。(2026年7月時点)これにより、ISO20022(注2)に準拠した住所構造化ソリューションとして、グローバルな金融機関・企業から参照可能となります。

当社は、生成AI技術を活用し、金融機関や企業が保有する不規則な住所データを自動的かつ効率的に構造化する本サービスを提供することで、入力負担やデータ不備の低減に加え、国・地域ごとに異なる住所表記への対応や手作業による補正負荷の軽減を支援し、国際送金業務の効率化およびデータ品質向上に取り組んでまいりました。
今回の掲載により、グローバルな金融コミュニティに向けた本サービスの認知向上を図り、金融機関や企業の住所構造化の推進および国際送金業務の高度化を支援してまいります。

「Postal Address Registered Provider Self-Attestation 2026」について

Swiftが公開する「Postal Address Registered Provider Self-Attestation 2026」は、ISO20022で求められる住所構造化への対応を支援するソリューション提供企業を紹介するグローバルディレクトリです。
掲載企業は、非構造化住所データをFully structured format(構造化形式)(注3)またはHybrid format(構造化+非構造化形式)(注4)へ変換する機能を備えたソリューションを提供していることを表明しています。

CBPR+(注5)に準拠した送金電文については、データ品質の向上や処理の効率化に向け、住所情報のFully structured formatまたはHybrid formatの活用が推進されています。本ディレクトリを通じて、金融機関や企業は関連ソリューションを検索・参照することができます。

Swift公式サイト:Postal Address Registered Payment Applications | Swift

「Addresstune®」について

本サービスは、住所構造化エンジン「SRIZ®」を中核技術として活用し、クラウド基盤上で提供するSaaS型サービスです。ISO20022およびCBPR+に対応したFully structured format、またはHybrid formatへの住所構造化を支援し、国際送金業務におけるデータ品質向上を実現します。
また、Swiftが公表している住所構造化ルールや世界各国の住所特性にも対応し、200以上の国・地域の住所データを対象とした構造化支援を提供しています。(注6)

本サービスは、日本国内の金融機関および一般企業への提供実績を有しており、2025年9月にはEMEA(欧州・中東・アフリカ)を皮切りにグローバル展開を開始しています。今後、他地域へも順次拡大していく予定です。

「SRIZ®」について

「SRIZ®(スライズ)」は、当社が開発した住所構造化エンジンです。自然言語解析や大規模言語モデル(LLM)などのAI技術と独自ロジックを組み合わせ、国・地域によって表記方法や並び順が異なる非構造化住所を解析します。解析した住所は、ISO20022に準拠して、国名称を国コード2桁(ISO3166-1 alpha-2)(注7)へ変換し、必須項目の存在チェックを行ったうえで、国、都道府県・地域名、郵便番号、市町村名、通り名、私書箱など、ISO20022で定められた住所項目に自動で振り分け、国際送金で利用されるMXフォーマット(注8)に対応した構造化住所へ変換します。
これにより、住所データの調査、項目判定、転記といった手作業を効率化するとともに、表記ゆれや入力誤りの低減を支援します。また、生成AIの利用にあたっては、入力データをモデルの再学習に利用させない仕組みや外部への情報漏洩を防止する対策を講じ、安全性に配慮した設計としています。

NTTデータおよびNTTデータ ルウィーブは、今後もSwiftをはじめとする業界関係者との連携を通じて、ISO20022対応や国際送金業務の高度化を支援するとともに、金融機関や企業が保持するデータの品質向上を通じた金融業界の課題解決に貢献してまいります。

  • (注1)国際銀行間通信協会
  • (注2)ISO20022とは、国際標準化機構(ISO)が定める金融サービスに関連するデータフォーマットの共通化・標準化を目指して規定された国際標準規格です。システム処理に適した形でより多くの情報を送受信することが可能な共通フォーマットとして、Swift(国際銀行間通信協会)や世界各国の国内決済において採用されています。
  • (注3)Fully structured format(構造化形式)は、ISO20022で定義される住所情報の構成要素タグすべてに対応した形式。
  • (注4)Hybrid format(構造化+非構造化形式)は、構造化住所と非構造化住所の組合せ。必須項目(Country、Town Name)に該当する要素のみ構造化し、それ以外は一律、AddressLine(アドレスライン)と呼ばれる非構造化項目に設定可能な形式。
  • (注5)CBPR+(Cross-Border Payments and Reporting Plus)とは、国際銀行間通信協会(Swift)が策定した、クロスボーダー決済(国際送金)および現金収支報告にISO20022を活用するための共通ガイドラインおよび利用ルール。
  • (注6)国際規格(ISO3166-1)で定義されている249の国・地域に基づく。(※2026年7月時点)
  • (注7)ISO3166-1 alpha-2とは、国際標準化機構(ISO)が定める、国・地域名をアルファベット2文字で表す国コードです。例えば、日本は「JP」、米国は「US」、英国は「GB」で表されます。
  • (注8)MXフォーマットとは、ISO20022およびXML標準に基づく金融メッセージ形式です。従来のMTフォーマットと比べ、送金人・受取人や住所などの情報を、より詳細かつ構造化されたデータとして扱うことができ、金融機関間のデータ連携や自動処理の高度化に活用されています。
  • 「Addresstune(アドレスチューン)」は、NTTデータの国内における登録商標です。
  • 「SRIZ」は「STRUCTURIZ」の略称です。
    「STRUCTURIZ(ストラクチャライズ)/SRIZ(スライズ)」は、NTTデータ ルウィーブの国内における登録商標です。
  • その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

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