第44回「肢体不自由児・者の美術展」における「NTTデータ ルウィーブ国際賞」の受賞作品を発表

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2025年11月28日

社会福祉法人 日本肢体不自由児協会が主催する「肢体不自由児・者の美術展」が2025年12月3日(水)~7日(日)まで、東京芸術劇場で開催されます。 当社は、今回で44回目を迎える同美術展に初回から協賛しており、本年も「NTTデータ ルウィーブ国際賞」として2点を選考しましたのでご紹介します。





「NTTデータ ルウィーブ国際賞」受賞作品

絵画部門

受賞作品

「夏みかん」
富田 果澟(とみた かりん)さん

神奈川県横浜市立上菅田特別支援学校中学部3年


何度も色を重ねて、深みを出しました。みかんの輪郭を強調させました。




<選考理由>

色を重ねることで味わい深い印象になったと同時にみずみずしさも感じさせます。当社もさまざまな取り組みを重ねて、継続していきたいと思いますが、社会とともに成長を紡いでいくという当社のミッションにも合致するものとして、選定しました。



コンピュータアート部門

受賞作品

「ハチドリ」
今井 柊望(いまい とも)さん

新潟県南魚沼市立八海中学校1年


唯一動かせる右手の、指の間にタッチペンを挟んで描きました。夏休み中、5日間ほどで完成させました。工夫したところは、ハチドリの身体の模様や羽のフワフワ感を出すところです。何度も描いて直しました。

<選考理由>

上向きの姿勢が、ハチドリが空に向かって飛び立とうとするところをうまく表現しています。細かく書き込んだ羽で生き生きとした感じが際立ち、見るものに希望を与えてくれており、当社の持続的成長も応援してくれる、そういう気持ちから選定しました。





開催および入賞作品について

全国の肢体不自由児・者から寄せられた423点(絵画・書・コンピュータアート)の応募作品の中から、美術展の審査会で選ばれた110点のうち86点が、第44回「肢体不自由児・者の美術展」にて展示されます。入賞作品のうち、特賞に選ばれた25点については、受賞者を招いての表彰式が美術展の初日となる12月3日に開催されます。
また、美術展と併せ、全国から募集したデジタル写真の受賞作品を展示する「肢体不自由児・者のデジタル写真展」も同時に開催されます。