SwiftのISO20022を実現する
クラウドサービス「Taulus®」をリリース
~りそなグループが「Taulus®」の導入を決定~
2024年9月12日
NTTデータ ルウィーブ株式会社
NTTデータ ルウィーブ株式会社(本社 : 東京都千代田区、代表取締役社長 : 三宅 信一郎、以下 : NTTデータ ルウィーブ)は、2025年11月に移行期限を迎えるSwift(国際銀行間通信協会)のISO20022対応を実現する外国為替事務支援クラウドサービス「Taulus®」(読み:タウラス)の提供を2025年1月より開始します。ファーストユーザーとして、りそなグループの株式会社 みなと銀行(本店:兵庫県神戸市、代表取締役社長:武市 寿一)より順次グループで導入することが決定しています。 |
Taulusサービスの特徴
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ISO20022の国際標準仕様へ対応
SwiftのISO20022の国際標準仕様に則った業務フローと取扱項目をサポートします。また、共同利用型のサービスとなるため、各金融機関で個別に対応していたSwiftの制度変更への対応負荷を軽減できます。
- 専用端末を用意することなく、Webブラウザによって業務が可能となります。
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外国為替事務支援サービス
- 発信電文作成時および受信電文確認時に自動補記機能を利用する事で入力事務を削減できます。
- 銀行間決済ルート情報の事前登録により、決済ルートの自動設定が可能となります。
- データの一元管理
仕向送金/被仕向送金の電文、取引情報を一元管理できます。最大10年分のデータが保存され、随時オンライン照会が可能となります。
従来の紙ベースでの事務運用からペーパーレス化を実現し、煩雑な事務運用からの脱却、紙の保管コストを削減します。
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勘定系システムとの連携機能を提供
外国送金事務のSTP化を勘定系システムと接続することにより実現します。勘定系システム側は既存仕様を流用する事で対応負荷を最小化します。
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高信頼性のクラウド基盤(OpenCanvas(注1))を採用
- AnserBizForex(注2)でも採用しているNTTデータの信頼性の高いクラウド基盤です。
- 同一クラウド基盤内で外為業務インターネットバンキングサービスのAnserBizForexとTaulus間の直接連携により、事務高度化/STP化を実現し、システム間の連携対応費用を削減します。
- 直接接続によりXML形式の多種多様なデータを漏れなく完全な形式で連携可能となり、勘定系システムに依存しない形で両サービス間での対応が可能となります。
注1:「OpenCanvas」は株式会社NTTデータが提供するクラウドサービスで高い信頼性とセキュリティーを有しています。
https://portal.opencanvas.ne.jp/注2:「AnserBizForex」は株式会社NTTデータが提供する法人向け外為業務インターネットバンキングサービスです。
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業務特性に配慮したUI/UX設計
項目の日本語化による事務過誤防止の画面デザインにより、大量のISO20022項目を迅速に操作できます。
今後の取り組み
今後の取り組みとして金融機関向けにTaulusでは、以下の機能拡張を予定しています。
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NTTデータ ルウィーブが提供するマネー・ローンダリング対策ソリューション(Oculus®シリーズ)と連携することで、外国送金におけるリスク管理を高度化
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人手による事務手続きからの脱却と事務リスクの軽減を図るべく、自動化、各種外部サービスとの連携による事務効率化

- *「Taulus」は日本国内におけるNTTデータ ルウィーブ株式会社の商標です。
- * その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
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