アジア太平洋初 SwiftプラットフォームパートナーとしてTransaction Screening APIを提供
2024年7月16日
NTTデータ ルウィーブ株式会社
NTTデータ ルウィーブ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三宅 信一郎、以下:当社)は、S.W.I.F.T. SC(本社:ベルギー、以下:Swift)を通じて、Swift Value-added Services Enabler(VAS Enabler)認定を取得し、三井住友信託銀行株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大山 一也、以下:SuMiTB)へSwift Transaction Screening(Swift TSS) APIを導入し、アジア太平洋地域で初めてSwift プラットフォームパートナーとしてTSS API接続を商用稼働しました。 |
VAS EnablerとしてSwift TSS APIを提供
2024年3月、当社はVAS Enabler認証を取得しました。VAS Enabler認定により、Swift TSSをはじめ今後Swift Payment Pre-validation、Swift GPIなど各種Swiftサービス(注1)へ直接接続するSwift APIを当社ソリューションに組み入れることが可能となります。
Swiftが提供するサービスを当社ソリューションに組み込み統合した形で提供することで、ISO20022対応で増える情報の効率的な処理とデータ活用が可能になり、Swift加盟の金融機関の業務効率化、顧客サービスの向上につながります。
(注1)
Swift TSS、Swift Payment Pre-Validation、Swift GPI
Swift Transaction Screening (TSS):マネー・ローンダリングおよびテロ資金供与対策としてSwiftがホストするメッセージ・スクリーニングサービス
Swift Payment Pre-Vapdation:送信前に受益人口座確認などのチェックを行い送金後のエラーを減らすことを目的としたソリューション
Swift GPI:送金処理の透明性と追跡性を高め、ビジネスルールにより送金のスピードアップを図るソリューション
アジア太平洋地域で初めてSwift プラットフォームパートナーとしてTSS APIを提供
今回、SuMiTBのTSS接続は、アジア太平洋地域で初めてSwift プラットフォームパートナーとしてAPI接続による商用稼働となります。SuMiTBは、海外送金業務のAML(Anti-Money laundering:マネー・ローンダリング防止)対応において、外国為替円決済電文のスクリーニングの精度および効率を向上させて業務負荷軽減を図るため、信頼性が高いトランザクションスクリーニングサービスのSwift TSSを採用されました。サービス導入にあたり、当社が導入・支援しているSuMiTBのSTPシステムへVAS EnablerとしてSwift TSSとのAPI接続機能の導入、およびテストを実施して、サービス利用開始を支援しました。
今後について
当社はこれまでもSwift分野においてソリューション提供を通し、お客様の業務の効率化や高度化をサポートしてきました。VAS Enablerの認定取得によりSwift API提供を可能とし、より一層お客様のデジタル化やデータ活用を支えていく予定です。
<ご参考ホームページ>
- Swift : https://www.swift.com/ja/swift-japanese
- Swift TSS : https://www.swift.com/our-solutions/compliance-and-shared-services/financial-crime-compliance/sanctions-solutions/transaction-screening
- Swift Payment Pre-Validation : https://www.swift.com/ja/node/308191
- Swift GPI : https://www.swift.com/our-solutions/swift-gpi
*その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
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