第38回 肢体不自由児・者の美術展
第38回の美術展は、2019年12月12日~15日までの4日間、東京芸術劇場で開催されました。
本年は、合計644点(絵画・書・コンピュータアート)の作品が全国から寄せられ、その中から、美術展の審査会で選ばれた92点(特賞24点・優秀賞33点・佳作賞35点)が展示されました。
また、「肢体不自由児・者のデジタル写真展」も同時開催され、応募作品815点の中から選ばれた特賞・金賞・銀賞の作品計30点が展示されました。展示会初日の12月12日には、特賞入賞者を招いての表彰式が行われました。
表彰式については、日本肢体不自由児協会(外部サイトへ移動します)のページをご覧ください。
2019年の「NTTデータ ジェトロニクス国際賞」は、絵画部門およびコンピュータアート部門より選出しました。



写真提供:日本肢体不自由児協会
「NTTデータ ジェトロニクス国際賞」受賞作品
絵画部門

「かっこいいトラの休憩」
齊藤 煌馬さん
焼津市立港中学校2年
手は全く不自由がないため細かな線やタッチを工夫し、かっこいいトラを描きました。トラの顔の表情や毛並みの色使いにこだわりました。
コンピュータアート部門

「バラ」
日向野 福々さん
横浜市立上菅田特別支援学校 小学部3年
四肢麻痺で手足が全く動かないので、ジョイスティックを顎で操作して大きくバラを描きました。
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