第35回 肢体不自由児・者の美術展
第35回の美術展は、2016年12月14日~17日までの4日間、東京芸術劇場で開催されました。
本年は、合計734点(絵画・書・コンピュータアート)の作品が全国から寄せられ、その中から、美術展の審査会で選ばれた92点(特賞24点・優秀賞39点・佳作賞29点)が展示されました。
また、「肢体不自由児・者のデジタル写真展」も同時開催され、応募作品781点の中から選ばれた特賞・金賞・銀賞の作品計30点が展示されました。展示会初日の12月14日には、特賞入賞者を招いての表彰式が行われました。
表彰式については、日本肢体不自由児協会(外部サイトへ移動します)のページをご覧ください。
2016年の「NTTデータ ジェトロニクス国際賞」は、書部門およびコンピュータアート部門より選出しました。



写真提供:日本肢体不自由児協会
「NTTデータ ジェトロニクス国際賞」受賞作品
書部門

「大海原」
齋藤 剛司さん
青森県立青森第一高等養護学校 高等部1年
さんずいの一つ一つの点が離れてしまい、字のバランス形をとるのが難しかったです。地元青森の穏やかな海を思い描きながら書きました。
コンピュータアート部門

「押し切りばさみ君」
川藤 小夏さん
香川県立高松養護学校 中学部2年
押切ばさみを使った作業が大好きなので、いつも使っている押切ばさみをもとに考えたキャラクターです。ピンクと紫を使ってかわいくしました。iPadでかわいく出来上がりました。
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