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第20回 肢体不自由児・者の美術展

第20回の美術展は、2001年12月10日~13日までの4日間、東京芸術劇場で開催されました。
今年の応募作品は、875点(絵画512点・書323点・タイプアート・コンピュータアート40点)で、それらの中から選ばれた、特賞22点、優秀賞30点、佳作賞38点、計90点の入賞作品が展示されました。また、展示会初日の12月10日には、常陸宮殿下ご臨席のもと、開会セレモニーと表彰式が執り行われました。
本年の「ジェトロニクス・オリベッティ国際賞」は、絵画部門とコンピュータアート部門より選出しました。

開幕テープカットの模様
左から河津実幸さん(NHK厚生文化事業団賞)、常陸宮殿下、津山日本肢体不自由児協会会長

常陸宮殿下はギャラリーで作品を鑑賞され、入賞者と言葉を交わされたり、握手をされたりする場面も見られ、大変なごやかな表彰式となりました。

「ジェトロニクス・オリベッティ国際賞」の表彰式
前列が受賞者の小野公平さん
展示された受賞作品の前で常陸宮殿下に
お言葉を掛けられる小野さん

写真提供:日本肢体不自由児協会

「ジェトロニクス・オリベッティ国際賞」受賞作品

絵画部門

受賞作品

「絵を描く人」
小野公平さん
(鹿児島県立鹿児島養護学校 高等学部2年)

この絵の写生のために夏休みに時間をかけて、細かいところまで丁寧に描きました。構図には想像力をはたらかせ、色の使い方にも工夫をし、とてもユニークな作品に仕上がりました。

コンピュータアート部門

受賞作品

「お~い 海」
松本崇さん
(滋賀県、20歳)

構図と波の様子、絵に遠近の出るように映った様子や光の反射など考え、3カ月ほどかけて作品を作りました。絵を楽しんで描き、出来た作品にも気持ちが表現されていればいいと思います。


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