2020年1月24日、ANAインターコンチネンタルホテル東京にて「NTT DATA Innovation Conference 2020」が開催されました。当社講演や展示ブースにお立ち寄りいただき誠にありがとうございました。
NTTデータ主催のプライベートカンファレンスは、本年度で12回目を迎え、今回も2,200人を超えるたくさんのお客様にご来場いただきました。「Accelerating Digital -デジタルで創る未来-」をテーマに、NTTデータの考えるデジタル時代の企業変革やイノベーション創造などの取り組みが紹介され、「お客様とともに、デジタルで創る未来」を考える場が設けられました。
会場においては、30以上のセッションを軸に、デジタル技術の進化を企業の持続的な事業成長につなげるにはどのような取り組みが必要か、デジタル革新の重要性を踏まえ、AI、IoT、RPAなどの技術を活用したサービスの講演や展示が行われました。また、恒例となったテクノロジーがもたらす将来変化を予見したトレンド情報「NTT DATA Technology Foresight 2020」は、今年もスタートアップ企業やベンチャー企業、各メディアから注目を集めていました。
当社の取り組み
[講演]
「事例に学ぶ、アンチ・マネーロンダリング最前線」と題し、金融犯罪が複雑化・多様化している近年、マネーロンダリング対策の高度化が急務となっている現状から、対策として信頼性の高いデータベースやシステムの導入、そしてAI、ブロックチェーン、RPAといった先端技術の活用を前向きに検討することが求められている考えを示しました。
高度化対応の方向性を踏まえ、具体的には、AML対応に必須となる統合AMLシステム製品やサポートなどをご紹介しました。また、制裁者・実質的支配者・PEPs等の情報を、信頼のおける情報源を活用して確認を行うサービスや、ネガティブニュースを抽出・リスト化したメタ情報の提供など、マネーロンダリング対策システム内に蓄積されたデータ(判定データ、疑わしい取引の届出データ等)の活用についても需要が増えており、事例を挙げてご説明しました。
続けて、創業から15年にわたり金融機関向けにシステムサービスを提供している株式会社リネア様にもご登壇いただき、Oculusシリーズをさらに拡充させるものとして多様なデータ利用やAI活用についてご講演いただきました。金融×AIから新たなる領域へと進むには、単にシステム導入するだけでは不十分という実践上の課題についても言及され、それらを乗り越えることにより、今後進歩するとの見通しを述べられました。
[展示]
AML対応に必要となる3つのパッケージ製品 Oculus®(オキュラス)や統合リスク管理ソリューション AML統制モデルをご紹介しました。
NTTデータ社は、より良い未来をお客様とともに実現する存在であり続けるため、世界中に広がるグループの力を結集して質の高いサービスを提供するとともに、これらを支える技術革新を行っています。当社もNTTデータグループの一員として、社会課題解決や企業変革を促す肝となるデジタルテクノロジーを活用したさまざまなイノベーションを展開し、お客様の進化・成長を支援していきます。
関連情報
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