Global Rating Master

5適格格付機関のデータベースを直接参照し、正確な情報を提供
適格格付機関5社の格付情報を各機関のデータベースから同一プラットフォーム(WEBサイト上)で紐付けして横並びで参照することが可能。複数の格付会社と契約することなく(一部の格付機関を除く)格付会社の正規のライセンスを取得し社内で利用が可能になります。
整備済みのデータを提供
各格付機関において個別に有償にてデータベース・サービスが提供されていますが、必ずしも個別債券、発行体を一意に特定するコード類が網羅的に整備されているわけではありません。このため当社にて中央政府、国内発行体、国内個別格付、海外発行体、海外個別銘柄それぞれについて一部当社独自採番コードも用いて一意特定項目の補完作業を行っています。
利用しやすい料金体系
格付機関のデータベース・サービスでは各機関のデータが一律で提供されるため、1機関だけでも年額数百万円から数千万円の利用料が必要になります。Global Rating Masterでは利用使途・利用頻度・必要情報のみの利用に限定することで、適格格付機関5社の格付情報を利用しやすい許諾料を設定して(一部の格付機関を除く)提供します。
導入メリット
日次/月次で正確な信用情報をモニタリングが可能に
これまで情報の確認頻度を落とさざるを得なかった対象(外国債券やストラクチャードファイナンスなど)についても、日次または月次で正確に信用情報をモニタリングできるようになります。また変更情報のみ(差分)抽出する機能もあるため実務者の目視チェックに頼らず、信用情報の変化を正確に察知できるようになります。
ディスクロージャ資料の作成・証跡確保の業務負荷削減
取得したデータはディスクロージャ資料の元データとして利用可能。格付会社のデータベース仕様、当社によるデータ整備・運用フローが明確になっており、当局検査等において説得性のある確かな説明が可能です。過去の格付情報(月末時点)も即座に検索でき、格付遷移を追うことが可能です。
格付取得に関する作業の一元化、作業負担削減
同じ情報ソースから格付を取得することにより、管理部門の作業が大幅に削減できます。業部部門においても、いつでも最新で正確な情報を保持できるようになります。
機能
複数格付機関のクロスレファレンス(いわゆる横串で参照)に必要な情報も整備。名寄せ処理や変更確認も容易に。
複数格付機関の情報を紐付けて参照できるよう、必要な情報を整備して提供。名寄せ処理や、変更があった明細の自動抽出、Basel Masterへの取込ツールにより格付情報の取得・利用業務を大幅に効率化できます。
機能一覧
- 依頼リスト(ポートフォリオ)作成
- 依頼リスト(ポートフォリオ)一括登録
- WEB検索・表示・印刷機能
- 複数対象名寄せ
- 格付情報取得(月次)
- 格付情報取得(日次)
- 過去の格付データ取得(月次)
- 変更情報ダウンロード
- Basel Master取り込みツール
対象格付データ
格付機関 | 発行体 | 個別債務 | 非依頼 格付区分 |
R&I |
|
|
有 |
---|---|---|---|
JCR |
|
|
有 |
Moody's |
|
|
有 |
S&P |
|
全明細 (除くU.S. Public Finance) | 有 |
Fitch |
|
全明細 (除くU.S. Public Finance) | 有 |
システム構成
分類 | 製品名 |
1.クライアント端末要件 |
OS : Windows10 ブラウザ : Microsoft Edge(IEモード) / Internet Exploer11 ソフトウェア : Office Excel 2013 / 2016、Adobe Reader DC |
---|---|
2.通信環境 | インターネットに接続可能な回線 |
3.その他 |
クライアント証明書をインストール可能であること Global Rating Master Webページを「信頼済みサイト」に登録可能であること Global Rating Master Webページにcsvファイルのアップロードが可能であること Global Rating Master Webページからファイルのダウンロードが可能であること (ユーザーのセキュリティ規程上難しい場合はご相談ください。) |
実績





ほか系統金融機関、銀行、証券会社、保険会社、資産運用会社など46社(順不同)
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