第43回 肢体不自由児・者の美術展
第43回の美術展は、2025年1月24~26日までの3日間、文京シビックセンターで開催され、展示会初日の1月24日には特賞入賞者を招いての表彰式が行われました。
2024年度は、合計377点(絵画・書・コンピュータアート)の作品が全国から寄せられ、その中から、美術展の審査会で選ばれた53作品(特賞25点・優秀賞28点)が展示されました。また、同時開催された「肢体不自由児・者のデジタル写真展」では、応募作品415点の中から選ばれた特賞・金賞の作品計15点が展示対象となりました。
表彰式の詳細については、日本肢体不自由児協会のホームページをご覧ください。
2024年度の「NTTデータ ルウィーブ国際賞」は、絵画部門およびコンピュータアート部門より選出しております。






写真提供:日本肢体不自由児協会
「NTTデータ ルウィーブ国際賞」受賞作品
絵画部門

「あじさいの花」
村山 聖羅さん
神奈川県横浜市立上菅田特別支援学校中学部2年
あじさいをよく見て、花の大きさを考えながら描きました。色を混ぜるのが難しかったです。
コンピュータアート部門

「色遊び」
山本 歩夢さん
佐賀県立金立特別支援学校高等部2年
ぼくは、左足の親指を1mmだけ動かすことができます。描く色を自分のタイミングで変えていき、描いた色の上から、タップして色の重なりをきれいに表現しました。