当社は、2019年9月5日(木)、コンラッド東京ホテルにて開催された「ACAMS 第10回東京コンファレンス」に協賛・出展しました。来場者は200名を超え、FATFによる第4次対日相互審査を控える今年は例年にも増して盛況で、金融機関関係者のAMLへの関心が高まっている様子がうかがえました。
第10回となる本コンファレンスでは、冒頭に、ACAMSより香港のFATF第4次審査の結果が非監視対象国①(通常フォローアップ国)となったことが発表され、日本もこれに続きたいという雰囲気に包まれました。 続いて大手3行が登壇し、それぞれのAML/CFTに対する取り組みや課題について、パネルディスカッション形式で紹介されました。
金融庁からは、犯罪類型が刻々と変化しているなか、継続的な教育の必要性や送金に対するリスクだけに着目するのではなく、預金口座に入金される際にもリスクがあること(資金の源泉確認の重要性)、各機関によって対応のばらつきがあり、日本全体の底上げを図る必要があることなどが挙げられました。
当社の取り組み
当社ブースでは、CAMSメンバーがAMLシステムOculus®シリーズ(フィルタリング、トランザクションモニタリング、顧客管理システム)の展示デモンストレーションを行い、たくさんのお客様にお立ち寄りいただきました。
今回は、お客様の視点を踏まえたさまざまな課題、新たな犯罪リスクなどに対し、Oculus®でどのように対応していけるかを想起する機会となりました。また、お客様だけでなく、同業他社間の交流も活発で、大変有意義な情報交換を行うことができました。
今後も、当社はお客様の課題に寄り添い、ビックデータやAIなどの技術革新を通じて国内全体のAML強化を図る一助となるよう、AMLシステムの機能・精度強化やサービスの更なる向上に取り組んでまいります。