Swiftコミュニティ最大の国際金融イベント、
Sibos2024に22回目の出展

イベント報告

2024年10月21日から24日までの4日間にわたり、中国の首都である北京にて、Swiftが主催するグローバルな年次金融イベント、Sibos 2024が開催されました。コロナ禍による2回のデジタル開催を経たSibos2022アムステルダム以降は、オフラインとデジタルを併用したハイブリッド開催が継続されています。

Swiftコミュニティへのコミットメント拡大とともに、Sibos 2000サンフランシスコから開始した当社の現地出展は、22回目を迎えました。Sibos2009香港からはNTTデータとの共同出展を主体としています。 北京のCNCC(China National Convention Centre)を会場とした本年のSibosには、160カ国以上から10,194人が参加。うち85%は来場、15%はデジタル参加で、全体の52%がAPACからの参加者でした。展示スペースには132の出展社と40社以上のフィンテック企業が参集しました。

Sibos 会場写真1
Sibos 会場写真2

■金融業界の未来を見据える世界最大級の国際カンファレンス

「Sibos」は、世界200カ国以上の金融機関が加盟している協同組合「SWIFT」が主催する金融業界向けの年次イベントで、1978年から続く伝統ある国際会議です。大手銀行をはじめとする世界各国の金融機関や中央銀行および決済機関、IT企業等の関係者が一堂に集結し、金融業界の動向についてさまざまなディスカッションが行われます。
本年のカンファレンスは「Connecting the future of finance(金融の未来をつなぐ)」をメイン・テーマに据え、500名以上の登壇者により250以上のセッションが繰り広げられました。G20クロスボーダー送金改善目標やリアルタイム・ペイメントのクロスボーダー接続、ISO20022の移行と活用、規制・監督の一貫性や調和、金融犯罪対策と不正防止、AI、量子、証券取引のT+1化、トークン化、貿易金融のデジタル化などが主要なトピックスとなりました。

■当社の取り組みをプレゼンテーションで発表

会期2日目の10月22日には、展示ホール内に設けられたExhibitor Stageにおいて、ISO20022メッセージをフル活用する上で課題となる住所表記の構造化をテーマとしてプレゼンテーションを実施。みずほ銀行様のご協力を得て共同で実施した発表は、差し迫った制度変更に対応する具体性のあるソリューションとして関心を集め、多数の来場者にご聴講いただきました。

Exhibitor Stage写真

また、出展ブースのプレゼンテーション・スペースでは、AML & Compliance、Swift API、ISO20022、グローバル・ペイメントの動向等をカバーするプレゼンテーションを実施しました。

ブース写真5
ブース写真1
ブース写真2
電子広告写真1
電子広告写真2
風呂敷 写真

Promotional Giveaways for Sibos 2024 :
NDLC Sibos 2024 Giveaways

*Sibos2024公式プログラム(当社セッション)

Sibos2024公式プログラム

欧州での開催となるSibos2025は、ドイツのフランクフルト( Messe Frankfurt )における初開催が予定されています。

NTTデータ ルウィーブは、日本のIT企業としてはただ一社、サンフランシスコで行われた2000年から連続して各開催国での出展を行っております。

▼Sibos2024開催概要
会期:2024年10月21日(月)~10月24日(木)
会場:CNCC(China National Convention Centre)
公式サイト:https://www.sibos.com/
主催:https://www.swift.com/