Interop Tokyo 2021出展・講演報告

2021年4月14～16日に千葉・幕張メッセで国内最大級のインターネットテクノロジーイベント「Interop Tokyo 2021」が2年ぶりにリアル開催されました。今年の出展社数は363社、テーマは「Now or Never ～DX: 今・やる！～」。DX（デジタルトランスフォーメーション）の推進が、ニューノーマル時代におけるビジネスのカギを握ると提唱し、ビジネスや生活において加速するDX活用の進め方や取り組みを踏まえた注目すべき技術を中心に展開されました。

本イベントに当社も出展し、展示会場でのデモンストレーションやセミナーを通じて、企業ネットワークの動向、ビジネス活用ツールなど、さまざまなソリューションを紹介しました。当日はオンラインを中心に多くのお客様ご視聴いただき、誠にありがとうございました。

当社講演について

【テーマ】Cisco SDNソリューション　DNAセンターでネットワークを自動化
企業ネットワークインフラにおいて根底となる課題（以下3点）に対し、高度な可視性による迅速なトラブル対策や、高可用性による環境の維持や安定性、運用の自動化・効率化による稼働時間の削減などについて、当社ISソリューション事業本部高瀬より解説しました。

利用しているネットワークインフラが、どの様な状態なのか分からない
導入している回線やインフラを効果的に利用できているか不明
トラブルや変更対応など、運用フェーズでの作業に時間を取られる

当社出展について

展示ブースでは、アフターコロナのオフィス環境を考える「クッションオフィス」の4つのソリューションについて、デモンストレーションを交えて紹介しました。

[１] 会議室予約システム iMeeting®-R（アイ・ミーティング・アール）
「予約されている会議室が実際は使われていない」「会議室予約システムの柔軟性・拡張性が低い」といった課題を解決すべくクラウド型の会議室予約システムをご紹介。実際の画面に触れてもらい、とにかく簡単で操作マニュアルが不要なことを体感いただきました。

[２] クラウド管理型レジシステム CoolRegi®（クールレジ）
決済スピードと操作性を重視し、複雑な機能や無駄な操作を省いた「食堂特化型」の画像認識AIレジシステム。食堂利用者と運営側、両方のお悩みを解決する事例を踏まえ、その魅力をご紹介。トレーの上の食器をそのまま画像認識させ、利用者は表示された識別結果を確認後、キャッシュレス決済を行うだけのシンプルなプロセス、スピーディーな会計操作を実演しました。（その他、ミニレジなども併せて展示）

[３] ゼロトラストネットワーク　クラウド型認証基盤 Cisco Duo

[４] Cisco Umbrella SIG セキュアインターネットゲートウェイ

アフターコロナのリターンオフィスに備えたオフィスとテレワーク双方に、ハイブリッドなセキュリティ基盤。働き方とオフィス戦略の在り方を踏まえた取り組み事例なども紹介しました。

コロナ禍のなかでネットワークの使い方は大きく変わってきました。そして、この状況に直面し「何を選択し、どのようにすればよいのか･･･」と悩む企業様、Afterコロナの世界でオフィスを縮小するお客様も数多くいました。当社は、このようなイベントを通じてお客様の環境や状況を把握し、今後もより良い提案ができるよう努めてまいります。

ネットワーク技術の展示会「Interop Tokyo」について
国内のインターネットや技術革新の歴史と共に歩んできたこのInterop Tokyoは、インターネット分野のトレンドをいち早く体感できる展示会です。
1994年の日本初開催以来、毎年国内外から数百の企業・団体が参加し、毎年、技術動向とビジネス活用のトレンドを伝えています。