第36回「肢体不自由児・者の美術展」における
「NTTデータ ジェトロニクス国際賞」の受賞作品を発表
お知らせ
2017年12月12日
社会福祉法人 日本肢体不自由児協会が主催する「肢体不自由児・者の美術展」が2017年12月14日~17日まで、東京芸術劇場で開催されます。
当社は、今回で36回目を迎える同美術展に初回から協賛しており、本年も「NTTデータ ジェトロニクス国際賞」として2点を選考しましたのでご紹介します。
「NTTデータ ジェトロニクス国際賞」受賞作品
絵画部門

「思春期の空模様」
溝口 翔太さん
福岡市立南福岡特別支援学校 高等部3年
いろいろな素材の感触を確めながら、気に入った物を1つ1つ好きな場所に貼りました。
コンピュータアート部門

「僕の教室の下の枇杷」
一丸 徳哉さん
福岡市立今津特別支援学校 高等部1年
通学していたころにも教室の下にあった枇杷の木。その写真を訪問授業で懐かしく眺めて、写真の通りになぞって描いた。グリップ付きのタッチペンを握り先生の支えで筆を動かす。指先、手の甲、ひじなどをあてて色を塗ることもある。仲のよい妹がベッドにあがって色を選び、すぐそばで兄の手伝いをしてくれる。
開催および入賞作品について
全国の肢体不自由児・者から寄せられた676点(絵画・書・コンピュータアート)の応募作品の中から、美術展の審査会で選ばれた92点が、第36回「肢体不自由児・者の美術展」にて展示されます。
入賞作品のうち、特賞に選ばれた24点については、受賞者を招いての表彰式が美術展の初日となる12月14日に開催され、表彰式は、日本肢体不自由児協会総裁の常陸宮殿下のご臨席のもと行われます。
美術展と併せ、全国から募集したデジタル写真作品30点を展示する「肢体不自由児・者のデジタル写真展」も同時に開催されます。