【イベントレポート】 Sibos 2015 出展報告

FircoSoft（写真左から）
Channel & Alliance Director Ms. Florence Vicentini
CEO Mr. Luc Querton
NTTデータジェトロニクス代表取締役社長前川雅俊

2015年10月12日から10月15日に、シンガポールにてSibos 2015が開催されました。期間中は、当社ブースや当社開催のオープンシアターにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。

Sibos 2015には、総計8,212名が来場し、アジアでは過去最高、全体でも過去第2位の集客となりました。EMEAから44%、米州から12%、APACからは44%と世界中の金融機関やIT企業が参加し、日本からの参加者数は昨年を大幅に上回る300名を超えました。

業界動向や決済機関等の最新情報を共有する250を超えるセッションが持たれました。今回は、特にFinTech関連のセッションが盛況で、SWIFTが2009年に立ち上げたInnotribeは例年にも増して多くの方々が来場し、熱心に聴講されていました。

当社の取り組み

[ブース出展]
当社はNTTデータグループと共同出展し、ブースは本年もNTTデータグループのコーポレートカラーである青と白を基調として、シンガポールの景色をイメージしたデザインを採用しました。

ブースのオープンスペースにはミニシアターを併設し、4日間を通して12のセッションを開催しました。その中で、当社は10月13日に「ISO 20022 adoption and cross-border CSD-RTGS linkages in ASEAN+3」と題したセッションを実施しました。本プログラムはアジア開発銀行、証券保管振替機構、SWIFT、NTTデータおよび当社のコラボレーションセッションであり、各々の視点からASEAN+3におけるISO20022の対応状況やABMF(ASEAN+3証券市場フォーラム)についてディスカッションが行われました。

[オープンシアター開催]
Sibos 2012（大阪）からの恒例として、当社は10月14日にオープンシアターを開催しました。今回のプレゼンテーションでは、当社のお客様およびアナリストにもご登壇いただきました。
テーマは、「APAC地域におけるトランザクションバンキング：企業の要求に応えるには」。

Aite Group　シニアアナリストEnrico Camerinelli氏によるトランザクションバンキング分野の最新動向解説に続き、三井住友銀行　アジアパシフィック地域のトランザクションバンキング部門トップのYang Sun Low氏からは、企業の多様なニーズに対応するため三井住友銀行を含む各金融機関がどのような取り組みを行っているかをご説明いただきました。

Aite Group
Senior Business Analyst
Mr. Enrico Camerinelli

株式会社三井住友銀行
Head & General Manager
Transaction Banking Solution Department
Asia Pacific Division
Mr. Yang Sun Low

また、当社は金融機関が提供するそのようなサービスを実現するために、どのようなITインフラをバックボーンとして持つべきかについて発表しました。当社は、シンガポールを中心に、海外展開に注力しているお客様のニーズに応えるため、情報提供力、システム開発力およびサポート力を一層強化してまいります。