NTTデータジェトロニクス、Absolute Manage MDMによるSaaS型モバイル端末管理サービスを提供開始

～導入から運用までのワンストップサービスを提供～

ニュースリリース

2012年12月14日

NTTデータジェトロニクス株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：柳圭一郎、以下NTTデータジェトロニクス）は、Absolute Software Corporation（本社：カナダ・バンクーバー、会長兼CEO：John Livingston、トロント証券取引所：ABT、以下Absolute社）の最新製品である『Absolute Manage MDM 6.0』を使用したSaaS型モバイル端末管理サービスの提供を開始しました。12月15日には、本サービスの無償トライアルの受付も開始します。

昨今、iPhone、iPad、Androidなどのスマートフォンやタブレット端末をビジネスに活用しようとする企業が急速に増えています。その一方で、こうしたモバイル端末からの情報漏洩や、端末の盗難・紛失、許可されていないアプリケーションの使用などのリスクも高まっており、企業がモバイル端末の安全・適切な運用を一元的かつ効率的に管理するためには、モバイル端末管理（Mobile Device Management：MDM）の導入が不可欠となっています。
この度NTTデータジェトロニクスが提供するサービスでは、Absolute社の高機能MDM製品の最新版『Absolute Manage MDM 6.0』を採用しており、iPhone/iPad等のiOSデバイスとAndroidデバイスを統一的に管理することができます。資産管理機能では、端末のシリアル番号、MACアドレス、インストール済みアプリケーション、電話番号などを含む67種類以上の端末情報を一元管理でき、情報漏えいリスクにつながる不正なJailbreakやroot化を検出することも可能です。個々の端末に対する遠隔操作により、端末の状態監視、リモートロック、リモートワイプ（情報の消去）、パスワードのリセット、地図上での端末の追跡などのセキュリティタスクと管理タスクを実行することができます。また、社内で作成したアプリケーションや構成プロファイルの一斉配布も可能です。

本サービスは、NTTデータジェトロニクスが管理するサーバによるSaaS型サービスとして提供されるため、お客様の自社内にMDMサーバを設置していただく必要がなく、小規模な導入から大規模な端末展開まで必要に応じてご利用いただくことが可能であり、システムの導入やメンテナンスに関わる時間とコストを大幅に削減できるメリットがあります。NTTデータジェトロニクスでは、モバイル端末導入時の初期設定サービスや故障等の際のヘルプデスクサービスの提供も予定しており、スマートフォン／タブレット端末の導入から運用までをワンストップでサポートします。
なお、12月15日から12月28日まで、本サービスの無償トライアルキャンペーンを開催します。期間中にお申し込みいただいたお客様には、先着順でSaaSデモ環境を利用したモバイル端末管理サービスを無償でお試しいただけます。
本サービスの機能と特徴および価格は以下のとおりです。

サービスの機能と特徴

パスワードの強制、複雑なパスワード、画面ロックまでの時間など、セキュリティポリシーの強制とリモート配布
メールサーバ、VPN接続、WiFiアクセスポイント、一部機能の制限など、設定情報の強制とリモート配布
自社開発アプリケーションや推奨App StoreもしくはAndroid Marketアプリケーションの配布
地図上での利用場所のトラッキング
ファイル（PDF、Officeドキュメント、画像、動画、音楽）の配布
ロック画面に内容が表示されるメッセージ機能
リモートロック、リモートワイプ(端末の初期化)など、リモート操作による端末の情報漏えい防止機能
iOS5への全面対応
iOS5にて新たに追加された機能を全てサポート
Android対応（V2.2以降）
iOSデバイスと同様にデバイスロック、出荷時設定へのリセット（ワイプ）、位置情報トラッキング、資産情報管理、アプリケーション管理を提供。（ただし、Android版では一部機能の制限あり）

販売価格

1. 初期導入サービス料 56,000円
2. MDM SaaSクライアントライセンス（年間） 1,800円／1デバイス
3. MDM SaaSサービス基本利用料（年間） 240,000円／（～999デバイスまで）

※ 上記は税別の金額です。

※ 1デバイス単位でご契約いただけます。

※ 1,000以上のデバイスのご利用についてはお問い合わせください。

ご準備いただく機器

管理端末としてPC（Windows XP以上）またはMac（Mac OS X 10.5以上）が1台必要となります。