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セブン銀行のATM海外送金サービスがスタート、アンチマネーロンダリング対策としてNTTデータ ジェトロニクスの「Oculus®」を導入

ニュースリリース

2011年7月5日

株式会社セブン銀行(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:二子石謙輔、以下セブン銀行)は、7月19日(火曜日)よりATM海外送金サービスを開始すると本日発表しました。本サービスにはアンチマネーロンダリング(以下AML)ソリューションとして、NTTデータ ジェトロニクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柳圭一郎、以下NTTデータ ジェトロニクス)の「Oculus®(オキュラス)」が導入されています。

「Oculus」は、顧客・取引先情報のフィルタリングに特化したパッケージソリューションです。反社会的勢力リスト、不正口座利用先リスト、財務省の経済制裁対象者リストなど、複数のブラックリストを一括して照合することが可能であり、漢字、カナ、アルファベットのいずれもサポートしています。セブン銀行は、大手金融機関で実績のある「Oculus」を導入し、口座開設時の反社会的勢力や不正口座取引者の照合や送金取引時の外為法規制対象者の照合、さらには外国の政府関係の要人(PEPs:Politically Exposed Persons)の照合等に活用します。これにより、海外送金以外の取引を含め、効率的かつ高度なAML対策を実施することが可能となります。

NTTデータ ジェトロニクスは、2002年にAMLソリューションに関する研究活動に着手し、他社に先駆けて2004年より、大手金融機関向けにサービス提供を開始しました。現在では、大手金融機関を含め数多くのユーザが導入しています。
NTTデータ ジェトロニクスは今後も、金融機関によるAML対応を積極的にサポートしてまいります。

「Oculus」の特長

オンラインによる個別照会・検索機能と、バッチによる一括照会・検索機能

  • 大量取引を短時間に処理する高速なフィルタリング・エンジン
  • 完全一致の名称のみならず、類似名や、新旧字体の相違など、幅広い検索(あいまい検索)が可能
  • 複数のリストに対する検索を同時に行うことが可能
  • フィルタリング精度を保ちつつアラート発生率を極小化する学習機能を有し、判定運用業務を効率化することが可能