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現在人気が高まっているボウリング業界を飛躍させる革新的なシステム「with AL」、モバイルオートスコアラー発表

日立製作所と共同で新アミューズメントゾーンとしてさらに活性化

ニュースリリース

2004年11月11日

with AL ロゴマーク

オランダ・アムステルダムに本社を置くジェトロニクス・グループ(アムステルダム証券取引所上場)の日本法人、ジェトロニクス株式会社(社長:加賀山進、資本金:29億4000万、本社:東京都目黒区)は、本日、ボウリング業界をさらに活性化させる新サービスシステム「with AL(ウィズ・エーエル)」を発表いたします。これは、株式会社日立製作所(社長:庄山悦彦、資本金:2820億3200万、本社:東京都千代田区丸の内一丁目6番6号)と共同で今年4月から企画、開発を進めていたものです。

ジェトロニクス・グループはICT(情報通信技術)サービスで、世界30カ国以上に拠点を持つグローバル企業で、グループのビジネス規模は年商26億ユーロ(2003年度)です。ジェトロニクスの前身は日本オリベッティ。98年と99年の親会社の合併(伊・オリベッティのIT部門であるOLSY社とWANGの合併、その合併によって設立されたWANG GLOBAL社とジェトロニクス社の合併)に伴い、99年7月にジェトロニクスの日本法人になりました。特に、為替を中心とした国際業務や銀行間の資金移動を管理する決済業務を得意とし、国内では3割を超えるシェアを持っています。
また、弊社は1986年にボウリングビジネスにも参入し、コンピュータ・ボウリングの分野で数々の製品を発表するなど、業界をリードしてきました。現在、この分野ではシェアNo.1を誇っています。今回は、日立製作所の有するハード・ソフトおよびシステムまでの先端IT技術にジェトロニクスが従来培ってきた知識とノウハウを融合させ、ユーザー各社の声を反映させた形での発表になります。

新サービスシステム「with AL(ウィズ・エーエル)」は、ボウリング場のイメージを一新。従来システムがスコアを自動で集計・表示する大型のテーブルに組み込んでモニターなどを使用していたのに対して、専用モバイル端末にスコアを自動集計・表示するとともに、同端末が画像の配信や飲食のオーダーなどもできる機能を備えているのが最大の特徴です。これによって、これまで各レーンの入り口部分に設置していた大型テーブルが不要になり、ボウリング場内のスペースを新たなコンセプトで再デザインすることも可能になります。レーンごとに独立空間を演出するフレキシブルなピットを設置すれば、小人数でのプレーやグループのミニパーティーにも最適なスペースとしてボウリング場を演出できるようになります。

しかも、このモバイル端末を核にした全レーンごとにシステムがワイヤレスであるのはもちろん、OS(基本ソフト)に左右されないオープン環境で稼動。システム全体の稼動状況がインターネットを通して、ジェトロニクス本社に送信される仕組みであるため、リモート管理による障害時の復旧もスピーディーにできるようになります。
併せて、ワイヤレスであることから、システムの設置に要する時間も従来のシステムと比べて大幅に短縮することができます。

オープン、ワイヤレス、ネットワーク、スペースの4つのキーワードで構成される、「with AL(ウィズ・エーエル)」は、現在人気が高まっているボウリング業界をさらに飛躍させる新サービスシステムとして、近くボウリングセンターに実際に導入される予定です。

株式会社日立製作所

【本社】東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
【資本金】2820億3200万円
【従業員】36582名
【URL】http://www.hitachi.co.jp/

ジェトロニクス株式会社の概要

【詳細】