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情報技術サービスのジェトロニクス、
三井住友銀行へアンチマネーロンダリングシステムを導入

ニュースリリース

2004年5月27日

ICT(情報通信技術)ソリューション&サービス分野で世界をリードするジェトロニクスの日本法人、ジェトロニクス株式会社(社長: 加賀山 進、資本金: 29億4000万、本社: 東京都目黒区)は、三井住友銀行(頭取: 西川 善文、資本金: 5,600億円、本店: 東京都千代田区)がシステム企画・開発・運用管理を全面委託している日本総合研究所(社長:奥山俊一、資本金: 100億円、東京本社:東京都千代田区、大阪本社:大阪市西区)からアンチマネーロンダリングシステム「OFAC-Agent」を受注致しました。ジェトロニクスは、日本総合研究所との協業により、三井住友銀行に対してOFAC-Agentのインプリメンテーション、外為法上の資産凍結対象及びコンディションなどの設定、保守まで一貫したサービスを提供致します。

「OFAC-Agent」を開発したのはフランスのフィルコソフト社で、ジェトロニクスは日本での代理店契約を昨年7月に締結しています。このシステムは、業界でもトップクラスの精度(FPH-False Positive Hit率0.5%未満)を誇るリストフィルタリング機能を擁している事などが高く評価されており、既に大手欧米金融機関で採用された実績を持っています。また、業界で初めて日本語のリストに対応しているほか、国際的な金融取引の通信ネットワーク「SWIFT」以外の国内の決済システムなどについても、幅広く対応しています。
昨今の決済制度改革によるオープン化と標準技術の採用により、従来固有のプロトコルによるシステムから、あらゆる決済インフラに適用できる柔軟な構造と迅速な拡張性が強く求められています。ジェトロニクスはSWIFTを基盤としたマルチ決済システムを構築し、外部メッセージシステムと各金融機関の業務基幹システムとつなぐ「橋渡し」として、電文のSTP化の強化に貢献しています。今回のOFAC-Agentは、その付加価値として既存のSTPを阻害せずコンプライアンスを強化する機能を備えています。

ジェトロニクスは外為・決済分野において、世界の主要な金融機関から高い評価をいただいております。特に、SWIFT関連ソリューションにおいては、サービス・パートナー、ビジネス・パートナーをはじめとする4つ資格を取得しています。SWIFTに認められた高度な専門性とサービス・スキルを最大限に活かし、初期提案から運用保守までSingle Point of Contactで対応するマネージド・トータルITサービスを強化しています。今後も、お客様にとって最適かつ高度なICT(情報通信技術)ソリューションサービスを総合的に提供し続けてまいります。

株式会社三井住友銀行の概要

【本社】 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号
【資本金】 5,600億円
【従業員】 23,838名
【詳細】

株式会社日本総合研究所の概要

【東京本社】 東京都千代田区一番町16番
【大阪本社】 大阪市西区新町1丁目5番8号
【資本金】 100億円
【従業員】 3,385名
【詳細】

ジェトロニクス株式会社の概要

【詳細】