NTT DATA Trusted Global Innovator

NTTデータ ルウィーブ株式会社

日本語対応のアンチマネーロンダリング・システムを販売

~SWIFT、日銀ネット、その他のメッセージング・サービスに対応~

ニュースリリース

2003年7月15日

ICT(情報通信技術)ソリューション&サービス分野で世界をリードするジェトロニクスの日本法人、ジェトロニクス株式会社(社長: 細野 昌幸、資本金: 29億4000万、本社: 東京都目黒区)は、フランスのフィルコソフト社(社長:Jean Losco、本社:フランス パリ)と日本での代理店契約を締結し、7月から日本語にも対応したアンチマネーロンダリングのソフトウェア「OFAC-Agent」(オファック・エージェント)の販売を開始致しました。日本語のブラックリストに対応したソフトウェアは、業界で初めてで、あらゆるプラットフォームに対応しています。

「OFAC-Agent」は、業界でもトップクラスの精度(FPH-False Positive Hit率0.5%未満)を誇るブラックリストフィルタリング機能を擁している事などが高く評価されており、既にJPMorgan、HSBC、ABN-AMROなど多くの大手欧米金融機関で採用された実績を持っています。米国財務省をはじめとした各国金融当局のブラックリストにマルチに対応しており、インターネット等を通じてシステムに内に取り込むことを可能にします。共同利用型のシステムで使用する場合や複数拠点分を一括してチェックしたい場合についても、リストの発信国やコンディションの設定など、金融機関の需要に合わせて柔軟に対応することができます。
また、従来のアンチマネーロンダリング・システムは、通常SWIFTと呼ばれる国際的な金融取引の通信システムにおいてのみ使用可能でしたが、このソフトウェアは国内の決済システムを始めとするその他のメッセージング・サービスにおいても使用できるため、システムの二重投資を避けることができます。
武器や麻薬取引などで得た不正な資金の洗浄に関する規制は、特に米国のテロ事件以降、世界各国で機運が高まっており、日本の金融庁もこれに同調しています。今年1月には、金融機関の取引に関する本人確認の基準も厳格化され、今後もこういった流れが一層強まるとともに、アンチマネーロンダリング・システムに対する関心も高まることが予測されます。
ジェトロニクスは外為・決済ソリューション分野において、世界の主要な金融機関から高い評価をいただいております。特に、SWIFT関連ソリューションにおいては、サービスパートナー、ビジネスパートナーをはじめとする4つの資格を取得しており、SWIFTに認められた高度な専門性とサービス・スキルを最大限に活かしたワンストップ・サポートを提供しております。今後もお客様にとって最適かつ高度なICT(情報通信技術)ソリューションサービスを提供し続けてまいります。

フィルコソフト社について

1992年にフランス パリで設立。AIを活用したSTPやCOMPLIANCEソリューションを得意としたビジネスを展開しており、ユーロネクストに上場し50カ国以上に事務所を構えるITベンダーSWORD Groupに属している。OFACソリューションについては1994年にRoyal Bank of Canadaに提供して以来、世界各国で展開しており、現在はOFACだけでなくマルチ当局対応にグレードアップしている。また2001年には「OFAC-Agent」はSWIFTAllianceのPlug-inソフトとして認定されている。

【詳細】

ジェトロニクス株式会社の概要

【詳細】