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SWIFTとジェトロニクス株式会社が提携に合意

~日本の金融市場におけるSWIFTNetビジネス・ソリューション活用促進を共同推進~

ニュースリリース

2002年6月17日

ICT(情報通信技術)ソリューション&サービスを提供するグローバル企業、ジェトロニクスの日本法人、ジェトロニクス株式会社は、本日、金融サービス業界向けメッセージング・サービス事業における第一人者、SWIFTと、全てのSWIFTアライアンス製品を包括する販売代理契約を締結することで合意に達したことを発表しました。

今回のSWIFTとの合意により、ジェトロニクス株式会社は、これまで手がけてきたSWIFT関連ソリューションに加えて、全てのSWIFTアライアンス製品も取り扱えることになり、SWIFTにとって、日本の金融市場におけるSWIFTNetビジネス・ソリューションの主要なインテグレーション・サービス・プロバイダーとして明確に位置付けられることになります。
日本の金融機関は、ジェトロニクスが全てのSWIFTアライアンス製品(SWIFTアライアンス・ゲートウェイ、SWIFTアライアンス・アクセス、SWIFTアライアンス・エントリーを含む)をSWIFTユーザーに直接提供できることによるメリットを受けられるようになります。
さらに、ジェトロニクスは、SWIFT製品の提供に加えて、コンサルティング、任意でのハードウェア提供、カスタマイズされたソリューションの開発、バックオフィスや勘定系アプリケーションとのインテグレーションなどの包括的なサービスも提供します。既存の FIN CBT 製品(MNS-JII:マルチネットワークシステム(SWIFT-CBT/ネットワーク統合))のユーザーへのサポートは継続し、SWIFTNet FINにSWIFTアライアンス・ゲートウェイ上のインターフェース・モジュールを経由してアクセスできるようにしていきます。ジェトロニクスはまた、SWIFTNet FINサービス・ビューローを設立する企業も積極的にサポートしていく計画です。
ジェトロニクス株式会社の武井秀之・主席コンサルタントは、「我が社はSAS(SWIFT Accredited Services)プロバイダーとして積極的にSWIFTと協力し、日本の主要金融機関におけるSWIFTNetをベースにしたビジネス・ソリューションの開発/インテグレーション・プロジェクトに携わってきました。このたびの新たなパートナーシップの締結によって、両社の共通の顧客である金融機関はSWIFTアライアンス製品の提供から、それに付随する包括的サービスまで、SWIFTNetビジネス・ソリューションに対するサポートを“ワン・ストップ”で受けられるという、大きなメリットを得ることになります」とコメントしています。

SWIFTについて

SWIFTは、安全性の高いメッセージング・サービスとインターフェース・ソフトウェアを、196カ国7,000金融機関に提供する非営利の共同組合です。SWIFT が2001年に扱ったメッセージは15億件に登ります。SWIFTを利用した1日平均の支払(Payment)メッセージの総額は6兆米ドル超と推計されています。SWIFTは、銀行、ブローカー/ディーラー、投資マネジャーのみならず、マーケット・インフラストラクチャー向けに、支払い、財務、証券、貿易取引にかかわるメッセージング・サービスを提供しています。一連のサービスによって、顧客はコスト削減、自動化の推進、リスク管理の強化を実現することができます。

【詳細】

ジェトロニクス・グループについて

ジェトロニクスは、ICT(情報通信技術)ソリューション&サービスの分野で世界をリードするプロバイダーの一つです。世界30カ国以上の拠点で展開し、従業員数は28,000人。ジェトロニクスは多くのグローバル企業に対し、IT投資がもたらす価値の最大化を支援しています。本社はオランダ・アムステルダム。その他、地域本社がボストン・シンガポール・ワシントンにあります。ジェトロニクスの株式はユーロネクストで取引されています。

【本社】 オランダ・アムステルダム(地域本社:ボストン、ワシントン、シンガポール)
【売上高】 41億ユーロ
【従業員】 28,000人(世界30カ国以上に子会社)
【規模】 ベンダーに依存しないICT(情報通信技術)ソリューション&サービスの分野で世界最大の企業。
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ジェトロニクス株式会社の概要

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