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ジェトロニクス、日銀ネット即時グロス決済
(RTGS)システムを8つの大手金融機関で続々稼動開始

ニュースリリース

2001年2月5日

ジェトロニクス株式会社(社長: 細野 昌幸、資本金: 54億3750万円、本社: 東京都目黒区)は、日本銀行が1月4日から即時グロス決済(RTGS = Real Time Gross Settlement )への移行を開始したことを受け、大手金融機関における対応システムを本格的に稼動開始致しました。

即時グロス決済(RTGS)は、金融リスクの大きい時点決済の問題点を克服するために、日銀が導入を決定。即時グロス決済(RTGS)を行うには、日銀NETに直接接続する「CPU接続」と日銀端末を介して接続する「NTC接続」の2通りの方法がありますが、当社のCPU接続ソリューションを導入した金融機関は、あさひ銀行、国際証券、住友銀行、第一勧業銀行、大和証券SBキャピタル・マーケッツ、中央三井信託銀行、東海銀行など7金融機関に渡り、大手都市銀行における当社のシェアは40%以上になります。また、国際証券、中央三井信託銀行には、バックシステムとして業務サポートを行う『流動性管理システム(ISID社パッケ-ジ)』を当社のインテグレ-ションで併せて納入しています。NTC接続ソリューションを導入した金融機関としては、ABN AMRO Bank(オランダ銀行)が同じく流動性管理システムとNTC端末をダイレクトに接続し、今回のRTGS運用を開始しています。

当社は、かねてから決済システムに特化し技術力の強化、ノウハウの蓄積を重ねてまいりましたが、RTGSに関しても1999年4月頃から本格的な開発に着手致しました。当社のシステムは、お客様の用途に応じたバリエーションのあるソリューションとして、業界でも定評を頂いております。また、今回の様に、大手都市銀行から証券・信託・外銀に至るまで全業態と多種システム形態を網羅し、システム導入を行ったケースは特徴的と言えます。

金融業界では、今回の即時グロス決済(RTGS)の移行に伴い、今後新たなシステム対応を検討中の金融機関も多数あり、当社では今回の実績を踏まえ、今後も幅広くシステムのご提案をしていく予定です。

当社は、これからも金融システムの改革に貢献する最先端のソリューション&サービスを提供し、お客様の未来を築いてまいります。

ジェトロニクス株式会社の概要