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SWIFT《スイフト》 の SAS(SWIFT Accredited Services)プロバイダーに認定

ニュースリリース

2000年9月28日

ジェトロニクス株式会社(社長:細野 昌幸、資本金:54億3750万、本社:東京都目黒区)は、SWIFT(スイフト、Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)の SAS(SWIFT Accredited Services)※1プロバイダーに認定されました。SWIFT公認インターフェースベンダーの中で、同時にSASプロバイダーの認定を受けているのは、世界でもジェトロニクスが唯一となります。ジェトロニクスは、1980年代より決済システムなどを中心にSWIFT関連のソリューションに取り組んで参りましたが、SASプロバイダーに認定されたことで、今後より一層、SWIFTとのパートナーシップの強化を目指します。

SASは、SWIFTソリューション・プロバイダーとして、SWIFT Partner Solution Groupにより、経験、実績、スキルなどが認められたプロバイダーにのみ認定されます。また、認定基準は定期的に厳しい審査を受け、継続的に用件を満たしていることが求められます。SASプロバイダーは、SWIFTと協力して、コンサルティング、SI、プロジェクト・マネージメント等、付加価値の高いサービスを提供すると共に、認定ラベルの使用や、継続的なSWIFTナレッジ教育、情報取得、等々、数多くの特権が与えられます。

ジェトロニクスは、今後もSWIFT関連のソリューションを提供することにより、お客様の国際金融取引システムの構築を支援してまいります。

SWIFT Partner SolutionsのSenior Manager、Patrik Neutjens氏は、次のようにコメントしています。:

「SASプロバイダーに認定されたことで、ジェトロニクスの長年にわたる、SWIFT関連ビジネスの経験と実績が広く認められました。認定申請手続きの過程で提出された資料から、ジェトロニクスの多岐にわたる専門的なノウハウを実証できましたし、コンサルティング分野での活躍は目を見張るものがあります。更に、新しいSWIFTNetサービスに対する、同社の熱意、また専門性にも大いに期待しております。ジェトロニクスはプロジェクトの立ち上げ当初から参加し、SWIFTNet導入に関わるコンセプトや導入計画に対して、常に高い関心と理解を示してくれました。その意欲的なSWIFTへの取組みも、今回SASプロバイダーに認定される大きなポイントでした。」

また、スイフト・ジャパン在日代表の西村氏は、以下のようにコメントしています。:

「スイフト・ジャパンの課題は、スイフトが新たに推進しようとしているSWIFT Interactive serviceをいかに日本でも推進するかにあります。欧米の大手銀行、イングランド銀行、ドイツ連銀等は、既に先発行としてSWIFTのInteractive serviceを利用しようとしていますが、日本の大手行も積極的にこれを利用してもらいたいと思っています。またTCP/IPのSecure IP Networkは日本のペイメント・インフラ改善にも利用できます。これらの課題は、スイフトについて理解のあるビジネス・パートナーの協力なしでは難しいと思われます。ジェトロニクスには大いに期待しております。」

スイフトについて

ベルギーに本部を置くスイフト(S.W.I.F.T. s.c.r.l. : Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)は、資金付替、顧客送金、外国為替、証券取引等の金融メッセージ通信分野において、安全で信頼性の高いサービスを提供する協同組合。取引フォーマット及びコード類の標準化、共通ネットワークの整備により、金融業務の効率化、自動化の推進に大きな役割を果たしている。現在、世界で約7,000の金融機関が加盟。
詳細は、http://www.swift.com/

ジェトロニクス株式会社の概要